2009年01月12日

アリとキリギリス

テーマ:スケジュールマネジメント

 有川君と霧島君はイラストレーターの仕事をしています。クライアントから発注があると、イラスト作成にとりかかり、クライアントの判断を仰いで、納期までに提出します。検収を受けることで、売上が上がります。

 有川君は、勤勉で真面目な青年。発注があった時点で、ざっくりとガントチャートによる工程管理表を作成します。日単位で日々の進捗を確認し、遅れがあった場合には遅れた原因を探り、遅れを取り戻す方法を考えます。打ち合わせが確定した日にはカレンダーの該当日付に予定を入力し、打ち合わせにかかる時間を含めて予定を立てました。かくして、有川君は一度も納期の遅れがなく、作品を順調に納めてました。

 霧島君は、感覚で仕事をしています。降ってきた仕事を頭から順調にこなせば、スケジュールを作成しなくても納期までに納品することができるだろう、そう考えていました。
 ところが、早く終わる時もありましたが、しばしば納品を過ぎてしまう事がありました。また、計画を立てずに作業を行っていたため、どういった工程にどれくらい時間がかかるか、納品までにかかる日数を分析して捉える事ができず、発注時にもあいまいな時間の回答しか返せないようになりました。

 同じくらいの技量であるはずの二人でしたが、有川君には仕事が集中し、霧島君にはだんだん仕事がこなくなってしまいました。

 工程管理は、納期がある類の仕事には大切な要素です。スケジュールをひかない仕事はほぼ例外なく失敗してしまいます。

 工程管理には、作業時間がはっきり分かるものにはガントチャートイナズマ線が使えると望ましい)、分かりにくいものにはTODOリスト等を用いるとよいでしょう。また、納期や予定日を記したカレンダーは常に気にしておくべきでしょう。
筆者の職業では、RedmineやTracのようなマイルストーン(目標)を設定できるプロジェクト管理ツールが便利で、使用しています。

 制約理論GTD「ウサギとカメ」の回参照)など、様々な工程管理の概念が生まれていますので、これらを習得するのもよいと思われます。
posted by cozyjet at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | イソップ働話
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