2009年01月02日

シンデレラ

テーマ:コミュニケーションスキル

 新出さんは明朗快活な女性社員。エレベーターを製造・販売する『シンデラー社』の社員で、CADを使用した設計の仕事に携わっています。
 
 今日は新年会の日。業務時間終了後、居酒屋『舞踏会』に移動しての飲み会です。取引先の方がゲストで呼ばれ、上司や同じ部署のメンバーを交えての交流が始まりました。
 新出さんは博識で、仕事内容から最近楽しんでいる趣味の話題、時事ネタ、今抱えている問題点や将来の夢など、ジェスチャーを交えながら話しました。話す一方ではなく、周りの人に的確に話題を振り、真剣に話を聞き、ゲストがいる席ではもてなしの気持ちを表してゲストを盛りたてました。その会は大変話が弾み、新出さんは終電の12時まで会を楽しみました。
 
 数日後、取引先の企業から新出さんの部署に、バカラのグラスの差し入れが送られてきました。取引先のかたからは、新年会をとても楽しむことができたという感想を頂き、新出さんを中心としたこの部署の人間性に魅了され、これからも一層取引関係を強めていきたい、ということです。

 ここでは、メラビアンの法則を紹介します。
 メラビアンの法則とは、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかの割合を、話の内容が7%話の調子が38%見た目などの視覚情報が55%の割合となるという研究内容です。ミリオンセラーとなった「人は見た目が9割」という本の主題にもなっていました。この法則から、対話の際は笑顔や身振り手振り、大きくはっきりした口調などがどれだけ大切かがわかります。
 この法則には、「メッセージの送り手がどちらとも取れるメッセージを送った場合」という前提条件がついています。プレゼンテーションのような場所では、伝えたい内容を論理的に話すことが有効です。しかし、普段の対人コミュニケーションにおいては、案外あいまいな話題は多いですね。特にYES/NOをはっきりさせない日本人の特性の中では、いわゆる「探りを入れる」ような話題に出くわす場面は多いです。そういった場面では非常に有効な概念ではないでしょうか。

 ビジネス上、簡単な世間話で、触れないほうがよいとされる話題があります。それは、政治宗教の話題です。どちらも思想が関わり、意見の対立を招きやすいからです。もちろん、気心のしれた間柄では問題にならず、むしろ深い議論が望める話題ですので、ケースバイケースで使い分けましょう。人によってはこれに野球やギャンブルを加えますが、これは個々人の判断に任せます。筆者もサッカーが好きなので、よく話題にします。但し、全く興味のない人の前ではあまり振らないようにしています。場の空気を読み、適宜、使い分けましょう。

 飲み会などのコミュニケーションの場には、なるべく参加するようにしましょう。同僚や上司、取引先等のステークホルダーとコミュニケーションする場が増えると、お互いの話題も増え、業務がスムーズになるメリットがあります。普段の業務中とは違った意外な一面がみられたりしますので、楽しみながら臨みましょう。アルコールの入った場では普段よりも尊大になりますので、ビジネスマナーを守る、非礼を冒さない、セクハラ・パワハラまがいのことをされた場合は毅然とした態度を返すなどの注意を心がけてください。
posted by cozyjet at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | グリム働話
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